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執筆者の写真太郎 美咲

石川県能登地震の対応で考える施設の安全性と新たな絆

あけましておめでとうございます。本年も特別養護老人ホーム 美咲の里をよろしくお願いいたします。​

1月1日(月)16:10ごろ発生しました石川県能登地震について新潟全域も震度5強の揺れを観測しました。

同日出勤していたスタッフ全員が、その揺れに驚き、利用者(入居者)の皆様も怖くて泣きだす方がいらしたくらいの状況でした。


私共の施設は新潟市の避難場所としても指定されています。

改めて特別養護老人ホーム美咲の里が築11年目を迎えている中で、震度5強の地震を受けても、損壊する箇所は一つもなく、震度5以上で設定さているエレベーターの緊急停止や温水ヒーターの警報ブザーと停止ロックが掛かった事に、数値通りに機能したと施設の構造に感謝をしました。

近隣は道路の液状化や断水、道路のひび割れなどが確認されており、私共施設が人的被害が一切なかったこと、施設内設備や機材に損壊が無かった事に施設の安全強度の信頼性の高さを新ためて感じたところです。

一度、これだけの振動を受けましたので、施設内全体の設備点検や建物の点検を行う事を既に決めていますが、安全性について確認し、これからも安全第一に努めていきます。

もう一つは、職員の皆さん全員の安否確認。出勤されていた職員さんには帰宅についた直後に地震が起こった方もいましたので、既に施設から出られた方、向かわれている方も含め、連絡しました。

ご自宅におられた方、避難所に移動されていた方、まだ運転中の方とおりましたが、皆さん施設の心配や入居者様の心配をされる方もいて感謝と共に心と目頭が熱くなりました。職員の皆さんと今回の地震で繋がりを強く感じた次第です。

本日まだ1月3日ですが、施設の安全性と職員の皆さんとの絆。このことをこれからの仕事の中でいろんな角度から考え、仕事をしていくことで特別養護老人ホーム美咲の里が、もっと、もっと誰もが入りたいと思っていただける施設になっていける、そんな感触を受けました。

これからも私共施設は安全性と施設としてのチームワークを意識して精進して参ります。職員の安全=入居者様の安全でもあります。広く皆様方からご指導もいただいていますので、何かお気づきの点がありましたらご連絡いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


社会福祉法人にいがた美咲福祉会

特別養護老人ホーム美咲の里

施設長 唐澤滝男     


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